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引き続き静かな待ちの時間。

待つというのが昔から苦手です。

待ち合わせも家に誰かが来るのも
誰かの帰りを待つのも配達も、
神経がすべてそっちに向かってしまって
ぼんやり待つということができません。

そうしたら、前世を見てもらった時に
ハワイの漁師の妻だったことがあったらしく
波がまったくない凪の日に漁に出た夫が戻らず
亡くなる日まで夫を待ち続けたことがある、と言われました。

待つのが楽しいっていうよりざわざわした感じになるのは
そのせいなのか。

ここ何年かでこんなに静かな時間があっただろうか。

何かをやろうとするとき、だいたい整理から入ります。

使わないパーツ、好きじゃないパーツ、
気分じゃないパーツ
中途半端にとっておいたパーツはあげたりして処分。

見えると気になってしまうから。

好きなパーツや生地をきれいに並べて眺める。

アクセサリーはもう何ヶ月前から作ろうと思って
いろんなものを見てイメージ膨らませて
それでも手が動かず、並べては仕舞いを繰り返してた。

でもあるとき、ふと机に座って直線の刺し子をしてみたら
これだ、とはまった。

パーツ、いらなかったね。

刺し子というか刺繍が好きで、買い付けもしているし
オリジナルも作っているのに、
「私には無理。絶対飽きる。」と思い込んで試したことすらなかった。

本当、ちょっとやってみるって大事だって
何年も前のブログに自分で書いているのに
(ちょっとやってみることで向き不向きもわかるし
意外な発見もあるし、直感も冴えるから、って書いてた)
最近はすっかり億劫になってた。

小さな四角に刺す楽しさ、というか
しんどさももちろんあるけど…練習中。

今の状態も含めると、祈りとまではいかないものの
気持ちを込める何かがそこにある気がします。


ちょっとやってみる、忘れずに。

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